LLJoy を使いこなす

LLJoy はジョイスティック・ゲームパッド入力を、
あらゆるキーボード・マウス入力へ変換するツールです。

このページは適時追加していきます。
こんなことができないのか?というご相談は、掲示板の方へ書き込みお願いします。
本ソフトの趣旨から外れない範囲ならば個別対応も検討します。

使いこなす


変換機能複製

殆どの場合で、基本となる変換機能複製です。
条件を設定しない場合、同時動作の変換機能となります。
ボタンの複製

ツリーから、ボタンを選択し右クリックで複製を選びます。
ボタンで同時動作の変換機能が複製できます。
軸の複製

ツリーから、軸を選択し右クリックで複製を選びます。
軸で同時動作の変換機能が複製できます。

キーとマウスを同時に動かす

"Button1"でシフトキーを押しながらマウス左ボタンクリックをしたい場合の例です。
キー編集 予めボタン1を複製しておきます。
ボタン1の最初の方(上)に SHIFTキーを設定します。
マウス編集 ボタン1の次の方(下)にマウスの左クリックを設定します。
これで ボタン1で SHIFTキーを押しながら左クリックが出来るようになりました。

クリック設定

ボタン1を連打してキーを変えていく例です。

一度押すとF1キー、二度押すとF2キー、三回押すとF3キー、四回押すとF4キーが出力されます。
五回押すとF1キーに戻ります。以降四回づつキーがループする設定です。

三回分までは、一つの変換機能で設定が終了します。
三回以上の場合は、複製して変換機能を増やしていってください。
今回は四回なので、一つ変換機能を複製しておきます。
最初の三回分の設定 予めボタン1を複製しておきます。
ツリーからボタン1の最初の方(上)を選択します。
  • 初期ステップに"F1"キー
  • ステップ1に"F2"キー
  • ステップ2に"F3"キー
を設定します。

音がないとクリックは分かりにくいので、"ステップアップ音"のチェックを入れます。

"時間によるステップアップ"にてステップ1のチェックを入れます。
"時間内連続クリック入力によるステップアップ"にてステップ1、ステップ2にチェックを入れます。
最後の一回分の設定 ツリーからボタン2の次の方(下)を選択します。
初期ステップに"F4"キー、"ステップアップ音"のチェックを入れます。
"時間によるステップアップ"にてステップ1のチェックを入れます。 "時間によるステップアップ"にてステップ1のチェック、"時間内連続クリック入力によるステップアップ"にてステップ1にチェックを入れます。
ツリーでの表示 右のツリーでは、このように表示されます。
キーを連続クリックした回数で、出力されるキーが変化します。

ダブルチルト設定

クリックの応用です。
軸を速く二回傾けることでマウスの動きを高速に動かす例です。
ゲームなどで、後ろを振り向く時に便利です。

一度傾けると普通のマウス移動、センターに戻して、もう一度傾けると高速マウス移動
設定例 ダブルクリックのときと、条件設定はほとんど一緒です。

照準制御(アイミングコントロール)設定

ボタンを追加で押すことでマウス移動を遅くする例です。
ゲームなどで狙いを定めるときや、マウスで細かい動きが必要な時に便利です。
設定例 マウスのステップ1に遅い移動
条件設定のステップ1のチェックを入れてボタン1を選択します。

デュアルアクシス設定

左右のスティックを組み合わせて、特定方向に傾けた時に別処理をする例です。
左スティックがWASD、右スティックがマウス移動が設定してあると仮定してください。
これとは別に更にスティックに操作を追加します。
設定例 左スティックを複製しシフトボタンで使わないボタン12を押したことにする。
右スティックを複製しシフトボタンで使わないボタン13を押したことにする。
ボタン12に組み合わせボタン13を設定する。
このとき、ボタン12の初期ステップは空欄にして、ステップ1に出力するキーZを入れること。
この例では、左スティックを右に傾け、一瞬遅れて右スティックを右に傾けた時にZキーが押されます。
ボタン13にボタン12の組み合わせを設定すると、右スティック⇛左スティックで動く操作が設定できます。
出力するとき(例ではボタン12)は、ステップ1のみに条件を設定するのがポイントです。
好きな方向を組み合わせることができます。条件が一致しなければ動かないのでばんばん複製してください。
シフトボタンに条件で傾きや時間を追加し、特定の条件下でのみ反応させることもできます。

出力タイミングを少しだけずらす

"Button1"で少しだけキーを押すタイミングをずらしたいときの例です。
Button1で"SHIFT"キー、0.1秒遅れて"A"キーを出力したい。

こういった場合、”時間によるステップアップ"はページ内共通設定のため向きません。
単純に時間をずらしたいときは、時間差出力を使用します。
キー編集(1) あらかじめボタン1の変換機能の複製をしておきます。
ボタン1の最初の方(上)にSHIFTキーを設定します。
キー編集(2) ボタン1の次の方(下)にAキーと時間差出力0.1秒=100ミリ秒を設定します。
ツリーでの表示 右のツリーでは、このように表示されます。 これでボタン1でSHIFTキーはボタンを押してすぐ、その0.1秒後にAキーが出力されます。 ボタン1を離したときに、2つの変換機能が終了するタイミングはほぼ同一です(差は1ミリ秒以下)。

時間で出力を変える(制約条件がある場合)

"Button1"で右カーソルキーをリピート出力し、
3秒経過したら経過したらENDキーを出力する場合の例です。
ステップ1の指定時間はページ内の他の変換機能で使われていて変更できないとします。
プロファイル編集画面での
時間確認
時間はここで設定した時間となります。
この時間は、ページ内で共通の時間です。

左の図の例では、
ステップ1の指定時間が1500msec(=1秒)
ステップ2の指定時間が3000msec(=3秒)
リピート開始まで700msec(=0.7秒)
リピート間隔が100msec(=0.1秒,10回/秒)
キー編集画面での設定 時間で変える前のキーと初期ステップとステップ1に入力します。 指定時間2で変えたいキーをステップ2に入力します。
"ステップアップ条件" ⇛ "時間によるステップアップ" のステップ1、ステップ2にチェックを入れます。
次に、動作後の動きで、リピートを選びます。
  • 何故、初期ステップとステップ1に同じキーを入れるのか?
    ステップ1の指定時間は1500msecで、 この時間は他で使われているため変更できないのが、今回の例の条件です。
    このため初期ステップとステップ1に同じキーを入れて、 キー入力に変化が起きないようにします。
ツリーでの表示 右のツリーでは、このように表示されます。 こうすることで、他で使用されているステップ1の指定時間を変えずに、 ボタンを押しっぱなしにすると、 700msecまではカーソルキー右を一度だけ出力。 3秒まではカーソル右キーのリピートです。 3秒経過後は、ENDキーが最初からリピートした状態で出力が開始されます。

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