LLJoy の使用方法

LLJoy はジョイスティック・ゲームパッド入力を、
あらゆるキーボード・マウス入力へ変換するツールです。

基本的なプロファイルの作成手順

ここでは、XInputのジョイスティックを使って基本的なプロファイルの設定方法を説明します。

設定例として、下記の設定をしたいと思います。
監視プロセスの一時停止 最初に”監視プロセスを一時禁止”をしておくと、ウィンドウを切り替えてもプロファイルが自動選択されないので安全です。
新規プロファイル名入力1 新規に作成するプロファイル名を入力するので、いま表示されている文字を消します。
新規プロファイル名入力2 次にプロファイル名を入力したら、下の"追加"ボタンを押してください。
同じプロファイルの名前がなければ新規で追加されます。
WASDキーの取り込み1 ツリーからプロファイルに自動で追加されるページ名"ページ1"をクリックしてください。
この操作がページの選択操作になります。
ページを選択したら、画面上のタブ名"キー"をクリックてください。
WASDキーの取り込み2 この画面が"キー編集画面"になります。
下の"取込"ボタンを押してください。
WASDキーの取り込み3 この画面が"取込エディタ画面"になります。
ラジオボタンで"グループ"を選択します。これで既に登録されているグループが選択可能になります。
右の表示されるドロップダウンリストから"グループ01、左スティックでWASD..."を選択してください。
WASDキーの取り込み4 リストから項目を選択すると登録されているグループの変換機能一覧が表示されます。
この登録リストをCTRLキーを押しながら、マウスでクリックしていってください。
最後に"取込"ボタンを押します。
グループの取り込みでは、取り込む変換機能を個別に選択できます。
WASDキーの取り込み5 "取込"ボタンを押すと変換機能を取り込んで良いかの確認画面が開きます。
確認画面から、"OK" をおすと選択された変換機能がページに取り込まれます。
このダイアログが消えると、取り込みエディタ画面が操作できるようになります。
右スティックマウスの取り込み1 引き続き、同じ画面からマウスの設定をしてしまいましょう。
表示されているドロップダウンリストから"グループ02、右スティックでマウス..."を選択してください。
右スティックマウスの取り込み2 CTRLキーを押しながら、マウスでクリックしていって、最後に"取込"ボタンです。
確認画面は"OK"を押してください。
右スティックマウスの取り込み3 ついでに、ホイール操作もあると便利ですよね。
表示されているドロップダウンリストから"グループ03、DPad/POVでホイール..."を選択してください。
右スティックマウスの取り込み4 CTRLキーを押しながら、マウスでクリックしていって、最後に"取込"ボタンです。
確認画面は"OK"を押してください。 取り込みは一旦ここで終了です。"終了"ボタンを押して”取込エディタ"画面を閉じてください。
取り込んだ変換機能の確認 改めて、ツリーを確認してみてください。
取り込みエディタで取り込んだ機能が一括で登録されているのがわかると思います。 WASD移動やマウス移動関連の取り込みはここで終了し、次は一つ一つ登録をしていきます。
マウス左右中クリックの設定1 まずは左トリガボタンに左クリックを割り当てます。
左トリガボタンをツリー上でクリックしてください。
ツリーでは、左トリガボタンは"LT/SL1"と表示されます。
何も変換機能が割り当てられれていないときは、最初"キー編集画面"が開きます。
マウス左右中クリックの設定2 次にタブ切り替えから"マウス"をクリックします。
この画面が"マウス編集画面"になります。
画面上の”左”チェックボックスをチェックします。
入力可能にならないときは、"キー"⇛"マウス" とタブ切り替えてみてください。
マウス左右中クリックの設定3 同様に、右トリガボタンを設定します。
ツリーでは、右トリガボタンは"RT/SL2"と表示されます。
タブ切り替えから"マウス"をクリックしてマウス編集画面を表示します。
先程の、"左"チェックボックスの同じ並びにある"右"チェックボックスをチェックします。

この後右スティックの押し込みをしてみてください。 右スティックの押し込み(RSボタン)でLLJoyが対応するボタン"Button10"がオレンジ表示されると思います。
マウス左右中クリックの設定4 先程の、右スティックの押し込みで先程のオレンジ表示されたボタンをツリーから選択します。 タブ切り替えから"マウス"をクリックしてマウス編集画面を表示します。
"左"と"右"チェックボックスと同じ横並びの"中"チェックボックスをチェックします。
ZXCVキーの設定1 AボタンにZキーを割り当てます。
Aボタンを押してオレンジ表示して確認してから、"Button1"をツリーから選択します。
何も機能が割当たっていないときは、自動的"にキー編集画面"が開きます。
ZXCVキーの設定2 画面上で"初期ステップ"と表示された右のテキストボックスをクリックしてください。
その後、キーボードから"Z"キーのみを押してください。大文字小文字は関係ありません。
もし、他のキーが表示されてしまっていたら、 "キークリア"ボタンを押すことでキーの設定をリセットすることができます。
ZXCVキーの設定3 同様に、
Bボタン(="Button2") ⇛ "X"キー
Xボタン(="Button3") ⇛ "C"キー
Yボタン(="Button4") ⇛ "V"キー
...
その他のキーも、必要に応じて割り当てていきます。

通常XInputジョイスティックでは
Button5 ⇛ LBボタン
Button6 ⇛ RBボタン
Button7 ⇛ BACKボタン
Button8 ⇛ STARTボタン
Button9 ⇛ 左スティック押し込み(LSボタン)
Button11 ⇛ GUIDEボタン
となります。

この画面例では、
LBボタン ⇛ 未割り当て
RBボタン ⇛ "LALT"(左ALT)キー
BACKボタン ⇛ "ESC" キー
STARTボタン ⇛ "ENTER" キー
LSボタン ⇛ "SPACE"(スペースキー)キー に割り当てています。
設定は以上です。お疲れ様でした。
メモ帳やゲームなどで、動作することを確認してみてください。


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